ヨーロッパ一人旅を振り返っての総集編

1.探した自分は見つかったのか

自分は見つからなかったが、何か重要なことには気づいたようだ。

恥ずかしいが当時書いた文をそのまま残しておこう。

今回の旅で得たものはこれから先でじわりじわりと僕の血となり肉となり

また一つ脱皮することにつながるとよい。

いや確実に自信はついた。こうして大筋の計画は狂いなく帰ることができているのだから。

自分で計画し、ルートも日程もホテルも飛行機も鉄道もすべて自分でやったことは誇りに思っていいと思う。

もちろん、ストライキや途中の鉄道に当初の予定ではなかったもの(ゴールデンパスライン)もあったが

大まかに言えば計画通り進んだ。合格点だ。

海外一人旅はいつかやってみたいと思っていた夢みたいなものだったから、

こうしてまた一つ夢を叶えることができたのは嬉しい。

思えば、一年の夏に国内一人旅。二年の夏に海外留学、

そして留学で海外で過ごすことの刺激フルな生活に触れて

そこから海外一人旅を考えはじめて一年後に実現できた。

外国というのはほんとうに何をするにしても刺激をもらえる。

2.日本てマイナーだ

そして今回感じたのは、日本語という言語のマイナーさ。

自分は世界の中のマイナーな言語を扱っている民族なんだということ。

もはや日本で人生を完結できる時世ではないと思う。

日本の中でこもり日本語だけを扱っていてはこれから世界に出るときに話にならないと思った。

そして英語があれば世界中どこでも行ける説に疑問を抱いたのも確かだ。

現地語に勝る英語はない。その国ではその国では話されている言語が一番強いに決まっている。

考えてみれば当たり前のことだが、僕は英語が話せればなんとかなる=問題ないと思っていた。

それは間違いではないと思うが少なくとも正解ではないことに気がついた。

行った国のその現地語を話すことはとても重要だととにかく感じた。

以上