
carecoを使ってコスパ良く楽しみたい
careco(三井不動産系列の運営するカーシェアリングサービス)には、様々な利用料金パックが用意されている。
短ければ15分単位から、最長で24時間パックがある訳だが、一番コストパフォーマンスが良いのが「6時間パック」なのだ。
なぜかというと、6時間以上のパックだと、移動距離1kmあたり16円という距離料金が発生する。
carecoを借りる際にはガソリン代が掛からないからお得なのでは?と思うが、この距離料金というのがガソリン代に該当するもので、
実はしっかりガソリンを使い移動した分の料金は取られているのだ。
ちなみにこの16円/1kmというのを、燃費に換算すると8.75km/ℓになる。(レギュラー1ℓ140円で計算)
つまり、8.75km/ℓ以上の燃費を出しつつ走り続ければその分は割安になる計算だ。よほど乱暴な運転をしない限りは、
クリアできる水準であるが、ガソリン代が無料になっている訳ではないのが実情。
しかし、この距離料金が掛からない料金プランが、6時間パックなのだ。
透けて見えるcareco側の思惑
6時間パックに距離料金を課していないのは、6時間であればそんなに遠くまで行くことはないし、
パック料金だけで元が取れるという思惑があるからだ。(勝手にそう思っているが、絶対にそうだ。)
簡単に計算したとして、車を借りて向かった先で楽しむには、どんなに短くても1時間は欲しい。
いや3時間くらい無ければ、行くまでの道中の方が時間が長いし、現地で楽しむ時間も一瞬で終わってしまうだろう。
つまり、残りの3時間が移動時間となり、片道1時間30分の行動半径が活動限界となる計算だ。
活動限界を算出してみると
日本の首都東京の「東京駅」を中心に半径60kmの円を描いてみる。(平均時速40kmで1.5時間移動する計算)
その円の範囲内にある場所であれば、6時間パックで現地で3時間楽しむことができる場所ということだ。

見てもらうと分かるが、この円の中には結構多くの観光名所が含まれているではないか。
千葉であれば、ディズニーランド3時間楽しめるし、木更津アウトレット、富津の海の幸を食べにも行ける。
神奈川県であれば、箱根は厳しいが、鎌倉や湘南、横須賀半島もこの円に含まれている。
繰り返しになるが、この円の中の場所であれば、現地で3時間は楽しむことができる。
3時間あれば昼食、観光+小休憩くらいはできそうだ。しかも6時間パックなので、どこまで行っても距離料金は掛からない。
本当の意味でガソリン代が無料になるので、最もコスパが良いと言ったのはそういう意味だ。
そうとなれば行くしかない
実際に証明するのが一番早いのだ。
なので、今回は最初のチャレンジとして「成田空港」に行くことにした。
なぜ、成田空港なのか?それは分からない。
いや、最初のチャレンジなので観光地に一人で昼御飯は若干気が引けたというのが正直な所だ。
だが構わない、まずは活動限界の範囲内にある成田空港に行く。
前提として、6時間パックのコストパフォーマンスを最大化させるため、高速道路・有料道路は使わない。
あくまでも、パック料金のみで、どこまで楽しむことができるかの証明だ。
ミッションとしては、現地で昼ごはんを食べ、簡単な観光をして、時間以内に帰ってくること。
あとは、20ℓ以上給油をすると、300円クーポンがもらえるのでそのあたりは返す前にしっかり給油をしてから、返していきたい。
これを見て、6時間パックが改悪されないこと、距離料金が改悪されないことを祈るが、そんなのは余計な心配だろう。
6時間チャレンジ「成田空港編」は近日中に実施し、その様子をブログにアップする